今の世の中にはあまりにも選択肢が多いような気がします。
当然、昔を生きてきたわけではないので、実感として比べることはできませんが、ネットの普及によって、少なくとも情報の量だけは数十倍、数百倍になっているといいですよね。
どれが自分に必要な情報なのか?
これを見極めるのってすごく難しいですよね。
少し話は変わりますが、私は10年ほど前に約3年間ほど、アパレル業界にいたことがあります。
メンズカジュアルのお店だったのですが、職業柄たくさんの洋服を着なくてはなりませんでしたので、それこそ店中の洋服をいろいろと試着しまくるわけです。
その中から自分に似合う物を購入する、というような流れになるのですが、そんな事を繰り返しているうちにだんだんと自分に合う物、合う形、合う色などが試着しなくてもわかるようになっていきました。
そうなってくると段々と自分の中の洋服の選択基準のようなものが見えてくるので、洋服を選ぶのが早くなるんですよね。
経験は判断のスピードを上げるもの。
私は「経験を積む」ということの意味を、そんな風に考えています。
誰もが言われているように、「質」を生むための「量」は大切なんですね。
アパレル業界を去った後、さまざまな職種を体験してきましたが、この教訓はずっと生きてきています。
皆さんはいかかがでしょうか?
本日もお読み頂き、ありがとうございます。